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ミッシェル・オバマさんがこんなに演説上手って知らなかった。

ニュースで学ぶ、生きた英語。「The Japan Times Alpha」

ただいま、アメリカでは民主党大会真っ最中で、本日Day3ですが、ちょっともどってDay2のオバマ夫妻のスピーチを観ていた。

私が観たABC Newsバージョン1では、冒頭に奥様が映って旦那を紹介するところが入ってて、あれ、たぶんこれ、
奥さんミッシェル⇒旦那さんバラク
の順番に観たほうが良かったかと気づいたが、そのまま観た。

いやー上手いね。バラク・オバマ元大統領、さすが!
しかも『ミッシェル・オバマの後にスピーチする阿呆は自分だけだろう』とか、『お義母さん(ミッシェルの母)を実の母親くらい愛してたの自分くらいだろう』とか、奥様をいちいち立てる様が素晴らしい。

日本人男性、ゼッッッッタイ、こんなこと言えるひといない。
まして、政治家にはゼッタイいない。

いいなぁ……。ジェントルマン。うらやまひい。

旦那のスピーチの内容から、最近ミッシェルのママが亡くなってしまったことがうかがえたので、続けてミッシェル・オバマのスピーチを観たのですが。

なにこれ、素晴らしい!
感動する。

大体において大げさなアメリカ人のスピーチにしては、比較的おっとり始まったので、最初うん?と思ったのだが、とても地に足がついている。

ご自身のお母さまが亡くなったことに言及するだけでなく、ママつながりで、大統領候補カマラ・ハリスのお母さまのことにも言及。

カマラ・ハリスのお母さまが19歳でBetter Lifeをめざしてインドからわたってきたこと、カマラ自身、相当ハードワークで、大統領選にまでたどりついていることのの偉業をきちんとアッピール。
このあたりは、正直旦那より真摯な姿勢を感じた。

そして、真摯なだけでなく、大衆に受ける、単純な言葉選びもうまい。

“Don’t sit around and complain about things. Do something!”(座り込んでただ文句を言っててどうするの!行動しなさいよ!)

とてもわかりやすい。

“Do something”に関しては、後半”Do something”のチャントになる。
若干コンサートライブか宗教イベントくさくなってくるが、オーディエンスがあつまるときにこういうファナティックな群衆はつきものだから、まぁしょうがないよね。

しっかし、観れば観るほどじょうずだなー!!!。
旦那が『ミッシェル・オバマの後にスピーチする阿呆は自分だけだろう』と冗談ぽく言ってたの、あながち冗談でもないんかもな。阿呆かどうかは置いておいて、こんなに上手いひとの後に喋るの、誰であっても嫌だろうな……。

一時期ベストセラーになったミッシェルの自伝、そろそろ買ってみようかな。

  1. 『Language Reactor』で字幕再生しながら観たのですが、ABCNEWS版はかなり字幕がずれて放送されるので、結構ストレス。
    『Language Reactor』を利用しながら視聴される場合は、PBS NewsHour版をオススメします。 ↩︎